ケトナーです!突然ですがケトナーは寒いのが苦手です。
なので暖房は必須なのですが、皆様、暖房器具はどうされていますか?
エアコン?こたつ?ファンヒーター?
どれも人類が生み出した素晴らしい暖房器具ではありますが、この記事はその中でも優れた商品紹介をしていきます。
それは「サンルミエのパネルヒーター」です。
サンルミエの口コミを見てみると「暖かくない」といった評価もあるため、購入を迷っている人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ポイントを踏まえた上で「暖かいのか?暖かくないのか?」という疑問にお応えしていきます。
また、実際に6畳の部屋の暖まり具合を測定した検証結果も入れています。
購入を迷っている方もぜひ参考にしてみてください。
基本情報(サンルミエキュート)
縦(高さ) | 41cm |
横 | 50cm |
奥行 | キャスター部分込み23cm(パネル面のみは約5cm) |
消費電力 | 強:(800w) 弱:(400w) |
価格 | ¥56000(税抜) |
サンルミエのパネルヒーターは数種類ありますが、今回はケトナーが実際に使用しているサンルミエキュートという商品で情報を載せておきます。
サンルミエが暖かくないと評価を受ける理由
サンルミエが口コミで暖かくない、と言われている理由は以下の2つが原因だと考えられます。
①速暖性はない
②広すぎる部屋には向かない
順に説明していきます。
①速暖性はない
エアコンやファンヒーターは稼働すると、すぐに温風を送ってくれますがサンルミエはそうではありません。
じわ〜っとパネル前から少しずつ部屋全体を温めていくので、やはり時間が掛かります。
この点については、デメリットになります。
朝起きてから仕事に向かうまでが早い方であれば、起きてすぐ電源を入れても出る頃にようやく温まるという感じになったりするかもしれません。
部屋の広さにもよるところはあるかもしれませんが、パネル前だけであれば付けて5〜10分もあれば温かくなります。
しかし、送風せず部屋全体を温めるとなると、やはりそれなりに時間が掛かってしまう暖房器具だと言わざるをえません。
一度温めれば冷えにくい
ただし部屋全体が一度温まると温もりが消えにくいという特徴も持ち合わせています。
熱しにくく冷めにくい、というやつですね。
高断熱住宅であれば、30分ほどは部屋の温度が極端には下がらず維持できています。
冷めにくさを実際に検証してみた
実際に自宅で検証してみました。
条件は外気温7℃で部屋の広さは6畳の二重窓です。
13時にパネルヒーターの電源オフ
この時の室温は27.1℃
↓↓↓
30分後の室温は25.3℃
1.8℃低下しましたが、25℃以上をキープ
快適に過ごせる状態です。
エクセラ7なら電源のオンオフを予約可能
またケトナーが持っているサンルミエキュートではなく、同じくサンルミエのエクセラ7というパネルヒーターだと電源の入り切りを予約できます。
つまり、「寝る時に2時間後に切れるように設定して、起きる1時間前に稼働するように設定する」というような使い方ができるんです。
なので予約機能が欲しい方はキュートではなくエクセラ7を購入することをおすすめします。
予約機能を使って早めに稼働させておくと、暖まるのに時間が掛かるというデメリットを解消する使い方ができます。
(※サンルミエキュートに時間予約機能はありません)
②広すぎる部屋には向かない
サンルミエが暖かくないと言われている理由の2つ目が、広すぎる部屋には向かないという点です。
サンルミエのパネルヒーターは広い部屋の暖房としては弱いです。
大体6畳〜8畳程度が推奨されています。
サンルミエのパネルヒーターは、パネル前が一番温かいことに間違いありませんが基本的に部屋の温度を全体的に上げることを目的とした暖房になっています。
なのでリビングや10畳以上の部屋には向かないという弱点はありますね。
部屋の大きさを把握した上で購入しないと、サンルミエを使っても部屋は暖かくなりません。
広い部屋で使ってはいけないわけではないので、エアコンがあって補助的に温めるように使ったり、部分的に温める場合には使えるかと思います。
しかし広すぎる部屋であればサンルミエのパネルヒーターひとつで済む、ということはないと言えます。
サンルミエキュートのおすすめポイント3つ
サンルミエ(パネルヒーター)のおすすめポイントは3つあります。
①温風が出ないので乾燥しにくい
②電気で稼働するので燃料補給が不要
③エアコンの室外機が置けない部屋に最適
他の暖房器具との違いを踏まえて説明します。
①温風が出ないので乾燥しにくい
主にエアコンとの違いになりますがサンルミエのパネルヒーターの特徴として、エアコンと違い送風しないことがあります。
見出しにもありますが、温風が出ないことによるメリットは、乾燥しにくいことです。
冬場に日中エアコンを付けっぱなしにしていると、当然部屋内の空気が乾燥してきます。
そのため、加湿器を使ったり化粧水を使ったりと乾燥対策をされている方もおられるかと思います。
しかし、サンルミエのパネルヒーターであれば送風すること無く、部屋内の空気を温めてくれます。
ヒーターの電源をオンにすると、じわ〜っとパネル前の空気から部屋内の空気を温め始めて、最終的には部屋内の温度を全体的に上昇させます。
風を送らないので、空気が乾燥しにくいです。
夜間であれば、夜中にエアコンを付けっぱなしにすると朝起きた時に喉が痛かったり肌が乾燥していることがあります。
反対にサンルミエのパネルヒーターは、夜中付けっぱなしにしていても送風されているわけではないので空気が乾燥することなく朝に喉が痛かったりすることもありません。
送風されない、つまり温風が出ない暖房には空気が乾燥しないというメリットがあります。
温風が出ないことのメリットは他にもある
温風が出ないことで乾燥しない、というのはメリットの一つでその他にも良い部分があります。
それは、温風によって部屋内のホコリやダニを巻き上げないことです。
送風するタイプの暖房だと、どうしてもホコリ等を巻き上げて空気中に散乱させてしまうんですよね。
例えばハウスダストにアレルギーをお持ちの方であれば、ホコリを巻き上げるのは死活問題になってくると思います。
さらに舞い上がったホコリが部屋中の家具に降り積もって掃除の手間が増える…ということもあります。
そういった問題を無くすためにも、送風しない暖房器具というのは有効です。
他にもメリットを挙げると、送風されている風そのものの音や、機械の稼働音が無いこともあります。
②電気で稼働するので燃料補給が不要
2つ目のポイントとしてサンルミエのパネルヒーターはコンセント一つ繋ぐだけで稼働してくれます。
コンセントを繋いだら動くというのは当たり前と言えば当たり前なのですが、ガスファンヒーターの場合、電源以外にガス線をホースで繋いでいるので躓いてホースが抜けたり、本人が転倒してしまうこともあり得ます。
石油ファンヒーターの場合、灯油の補給が面倒ですよね。
灯油を買って置いとかなければいけませんし、燃料が切れたときに汲みに行かないといけない手間もあります。
また、灯油は置いていても使っていても独特の臭いがあります。
さらにガスや石油のヒーターでは、どっちにも共通するデメリットとして換気が必要になってきます。
部屋内の酸素を消費、燃焼して熱に変換しているので換気をしなければ一酸化炭素中毒になる恐れもあります。
定期的に換気が必要だとすると、せっかく温めた部屋内の温度が下がってしまいます。
少しファンヒーターのデメリットを並べ立ててしまいましたが、サンルミエのパネルヒーターでは、上記のデメリットはありません。
電力だけで動いてくれるのでもちろん燃料を補給する必要はありませんし、換気も必要ないので、一度温まった部屋内の温度を下げず一酸化炭素中毒になる心配もありません。
部屋内を温かくするためにやることはコンセントに繋いで電源を入れるだけなのです。
③エアコンの室外機が置けない部屋に最適
3つ目のポイントは、室外機が置けない部屋に最適だということです。
マンションやアパートなどで、窓しかついていない部屋であれば室外機が置けず、窓用エアコンを付けている方もおられるのではないでしょうか。
ケトナーも夏場は窓用のクーラーを使ったりしていますが、窓用のエアコンは結構うるさいんです。
稼働音がかなり大きいというか…
なので、せめて冬だけでも静かに寝たい、という思いからパネルヒーターを選んで使っているというわけです。
しかし一番の理由は室外機が置けないから、ですね。
必然的に通常のエアコン以外の暖房器具を選択しないといけないのです。
そうなってくると消去法でパネルヒーターになりましたね。
ベランダやバルコニーがない部屋というと、部屋面積は大きくないと思います。
サンルミエのパネルヒーターは、大体6畳〜8畳程度が推奨されています。
基本情報から大きさを考えても、そこまで大きな居室に対応しているわけではないです。
なので6畳〜8畳程度の室外機が置けない部屋に最適という結論に落ち着き、今現在使用させて頂き満足しています。
サンルミエの口コミとその他の情報
Amazonからの口コミを一部抜粋しておきます。
初孫のために
新生児の初孫の為に購入しました。東北地方の10月は、寒暖の差が激しい為、室温調整に役立てております。国産製で柔らかな暖かさと空気を汚さない事が評価が高い理由です。
暖かさは、周りをほんのに温める感じで、真冬は厳しいです。
11月ちょっと寒くなってきたかなという時期と3月中・下旬頃、ようやく寒さが和らいできたけど、ちょっと寒いかなという時期に活躍してくれそうです。
犬・猫、ペットの寒さよけには、とても良いと思いました。
とても良いです。
中古を購入しました。
優しい温かさ、じんわりと広範囲も温まってきます。
キャスターも付いているので、移動が楽です。購入して良かったです。
安全性はしっかり考えられている
このサンルミエのパネルヒーターには、転倒安全装置と加熱防止装置が装備されています。
人の足が当たって倒れてしまったり、地震でパネルヒーターが倒れても安全装置が作動して暖房を停止してくれます。
また加熱防止装置というのは、変に加熱され過ぎると、それを感知して暖房を停止するという機能になります。
ここからケトナーの体験ですが、パネルヒーターを転倒させたことはありませんが加熱防止装置を作動させてしまったことがあります。
それは寝ている時にありました。
サンルミエのパネルヒーターを付けっぱなしで寝ていた時に、ヒーターをベッドに近づけすぎていたのか、少し布団がヒーターに掛かってしまっている時がありました。
寝相が悪いのかもしれませんが…
起きてからそのことに気づくとパネルヒーターは止まっていて、ヒーターに掛かっていた布団を捲ると接触していた部分がヒーターの網目状に少し焦げ跡がついていました。
それから付けっぱなしで寝る際にはあまり近づけすぎないようにして、以後起こっていません。
加熱防止装置がなかったら…と思うとゾッとします。
使い方に注意は必要ですが、万が一ということに備えて安全装置がしっかりしているのは助かります。
ケトナーは現に助かりました。
気になる電気代
電気代は公称値で1時間あたり強(800w)で約22円、弱(400w)で約11円となっています。
電気代の実感としては、そんなに安いと感じるほどではないですね。
冬の間は何にしても電気代が上昇するので…
電気代を安く抑えるオススメの使い方としては、強で一旦、全体的に温めてしまってから弱で居室温度を維持する、という使い方が良いのではないかと思います。
結局サンルミエのパネルヒーターは暖かいのか?暖かくないのか?
結論として、サンルミエのパネルヒーターは暖かいです。
真冬であっても6畳程度の部屋であれば、常夏にすることができます。
地域や住宅環境にもよるところはありますが、実際に27度〜28度の室温をキープすることができています。
しかし、注意点として「広すぎる部屋には向かない」「すぐには暖まらない」という2点が要注意点となります。
電源を入れてすぐに温風を送ってくれるエアコンとは違います。
「ほわぁ〜」というような優しい温もりでじっくり温度を上げていくので、すぐには暖まらないのです。
サンルミエのパネルヒーターは温風ではなく遠赤外線を放出して空気を温めるヒーターです。
遠赤外線は太陽から出される光の波長の一部なのですが、サンルミエは遠赤外線の中でも人間が心地良く感じる波長帯というのをカバーしているので「ほわぁ〜」というような優しい温もりになるんですね。
表現として難しい部分ではありますが、太陽の下で、まるでひなたぼっこをしているような、リラックスできる眠くなるような温かみを感じられます。
その特性を理解していないと「全然暖まらない」という風に早々と判断してしまうケースはあると思います。
購入者の暖房器具に対する期待値で評価は割れるかと思いますが、確実に言えることとして「ほわぁ〜というような優しい温もり」であることは間違いありません。
暖かさに関して自信を持っておすすめできる商品になっています。
高額商品を買う際の情報収集は大切ですが、使ってみないとわからないことも多々あると思います。
もし、買おうか迷っているなら試しにお一つ使ってみてはいかがでしょうか?
心なしかサンルミエのロゴからも、ひなたぼっこの温もりが感じられるような気もします。
寒い冬には各部屋に置きたくなるような気持ちにさせる商品と温もりです。