ケトナーです!
先月、楽天モバイルから0円終了の知らせがありましたね。
楽天モバイルの0円終了で残念な気持ちと今までありがとう、という2つの気持ちが混在しています。
今でも、この「楽天モバイルと日本通信の組み合わせでデュアルSIM運用」の使い勝手が優れていたのでずっとこの2社で使わせてもらっています。
「日本通信の記事はこちら」 「デュアルSIMの記事はこちら」
しかし楽天モバイルの0円運用終了に伴いケトナーもプラン変更する必要が出てきました。
嘆いていても仕方ありませんので0円運用廃止に伴って、今後のスマホプランをどうするべきか考察していきます。
今は楽天モバイルも第四のキャリアとして確固たるポジションを確立しつつあります。
なのでメインで使っている方や、デュアルSIMとしてサブで使っている方もそこそこ多いので継続か、解約か迷っている方も多いでしょう。
この記事では楽天モバイル利用者に向けて継続するべきか、解約するべきか、迷っている方に向けて記事を書いていきます。
今後のスマホプランの方向性を決める判断材料にしていただければ幸いです。
そもそも楽天モバイルの0円運用とは?
楽天モバイルはかつてキャンペーンにて1年間どれだけ通信しても0円というプランを提供されています。
その流れを汲んだまま、1年経過後も楽天アンリミットVIでは1GBまでは無料で使えるプランとなっていました。
ちなみに1GBを超えた場合3GB以内までで980円(税込1078円)となります。
つまりキャンペーンであろうとなかろうと、1GB以内であれば0円でスマホを維持できる状態だったのです。
外でのモバイル通信はほとんど必要とせず、通話は楽天Linkで無料で済ますという方には0円で運用が可能でした。
これが通信費を必要としない「0円運用」ということです。
しかし、おおよそ1ヶ月前の5月13日に楽天から新料金プランとして「楽天アンリミットVII」が発表されました。
この新料金プランがどういったものなのかというと、1GB以内の0円を廃止するというものでした。
料金プランの比較としては下記の通りになります。
楽天アンリミットVI(旧料金プラン) | 楽天アンリミットVII(新料金プラン) |
1GB以内 0円 | 1GB以内 廃止 |
1GB以上3GB未満 1078円 | 0GB以上3GB未満 1078円 |
3GB以上20GB未満 2178円 | 3GB以上20GB未満 2178円 |
20GB以上 3278円 | 20GB以上 3278円 |
上記の表からわかるように、新料金では最低利用料金が1078円になっています。
現在楽天アンリミットVIを契約されている方も7月1日に強制移行ということなので、放置していると毎月1078円は掛かってきます。
これが「0円運用終了」と言われる所以です。
0円運用できなくなった楽天モバイルのメリットはある?
0円運用できなくなった楽天モバイルのメリットは何があるのか?
楽天モバイルが提示している特典として下記の4つがあります。
特典1 プラン料金1GBまで実質最大4ヶ月無料
特典2 楽天市場でのお買い物がポイント最大6倍
特典3 15分通話かけ放題 1100円/月(税込)3ヶ月無料
特典4 楽天グループサービス実質最大3ヶ月無料
正直に申し上げるとあまり魅力のある特典とは言えないでしょう。
使える特典としては、特典2の「楽天市場でのお買い物がポイント最大6倍」というものぐらいですね。
一つずつ解説していきます。
特典1 プラン料金1GBまで実質最大4ヶ月無料とは?
新料金のアンリミットVIIは、7月1日から強制移行になります。
なので新規契約者、既存契約者ともに7月1日から旧プランを使っている人は居なくなります。
ただ、急に無料期間を終了するわけではなく、7月1日〜9月1日までの2ヶ月間は旧料金プランが適応されます。
なので料金が発生すると感じて焦って解約する必要は無いですね。
残りの2ヶ月はどういうことか、というと楽天お得意のポイント還元サービスとなります。
9月1日〜11月1日までは1GB以内の利用であれば、新料金プランの最低金額である1080ポイント程が付与されます。
これはユニバーサル料金が込みになっているので、1080もしくは1081ポイントほどが付与されます。
後半2ヶ月はこの「付与されたポイントを支払いに当てて無料にしてください」ということですね。
結論としては今までと同様の使い方であれば、11月1日までは実質無料期間の継続ということです。
ここからはケトナーの考えですが、この4ヶ月無料を特典とするのは少し無理があるんじゃ無いだろうか、という気がしています。
確かに7月から急に請求が始まるよりも、猶予期間を設けてくれていることに感謝はありますが、特典の期間が終了してしまうと結局支払いが開始されます。
支払いは先延ばしにしてくれているけど、「結局払わないといけないんですね…」という感じです。
今まで当然だったことを特典にされても、少しがっかり感は否めないですね。
特典2 楽天市場でのお買い物が最大6倍とは?
これは楽天経済圏の住人にとってありがたい特典になっているのではないでしょうか。
特典2のみが期間の縛りが無く永続的に使用できる特典となっています。
(今までの改悪のように楽天次第で急に変わることはありますが…)
6倍と謳う内訳は下記の通りです。
今までは「通常のお買い物で+1倍・楽天モバイルのご利用で+1倍・楽天カードご利用で+2倍」となります。
これに加えて今回追加された倍率が「楽天モバイルご利用で+1倍・ダイヤモンド会員なら+1倍」となります。
最大6倍となっているので、与えられる印象としては強いですが、今までと比べて「実質+2倍」です。
またダイヤモンド会員でない方に関しては、特典を享受することもできません。
なので楽天経済圏の住人ではない人にとって、あまり大きなメリットとは言えないでしょう。
しかし、反対に楽天経済圏の住人にとっては、+2倍でも大きなメリットになります。
2020年頃から今まで改悪続きでポイント還元倍率が下がることはあっても、上がることはありませんでした。
そのことを考慮するとポイント倍率が上がる楽天モバイルは、頻繁に楽天市場で買い物する楽天経済圏の住人にはメリットとなり得るでしょう。
ただ「上がったポイント倍率で元を取る」という意味では難しいと考えます。
毎月1078円の支払いをポイント倍率+2倍で相殺しようとすると、楽天市場で毎月¥54,000の買い物をしなければなりません。(ダイヤモンド会員前提の話)
¥54,000×0.02(2%)=1080ポイント
楽天市場でのポイント還元倍率が上がるとはいえ、今まで同様、実質無料に持っていこうとするにはコストが掛かり過ぎです。
ただし楽天モバイルで不自由しておらず、今後も継続利用する方にとっては嬉しい特典になっています。
この特典に関しては非常に重要な要素となりますので、下記の「楽天モバイルを継続利用するべき人」でさらに詳しく考察していきます。
特典3 15分かけ放題1100円/ 月(税込)3ヶ月無料とは?
こちらの特典3については、はっきり言ってほとんど特典になっていない特典と言えるでしょう。
楽天モバイルには「楽天Link」というアプリがあり、自分発信の通話であってもこのアプリを通して通話することで通話料無料になります。
楽天LinkはIP電話なので、標準の電話アプリと比較すると通信品質は落ちる傾向にありますが、普通に使えますので通話はこれで十分と言えます。
アプリを使わなければいけない煩わしさはあるものの、わざわざ支払額を増やしてまで通常の通話を使うことはありません。
この特典に関しては標準電話アプリで使う前提で、今まで1100円で一回10分以内の通話かけ放題であったところを15分に延長し、さらに3ヶ月無料になる、ということです。
既存利用者の10分かけ放題に入っている方は自動で15分通話かけ放題に移行します。
無料期間だけ使うならアリかと思います。
ただ楽天Linkで通話は十分な人が多数だと考えます。
3ヶ月だけ無料にされても、解約を忘れて請求されるのがオチです。
特典とは言いつつも、特典になっていない特典です。
特典4 楽天グループサービス実質最大3ヶ月無料とは?
最後の特典4は楽天グループのサービスが無料で使えるというもの。
楽天ミュージックや楽天マガジンなどが31日間〜3ヶ月無料で使えます。
1番の目玉はYouTube premiumが3ヶ月無料ということですね。
YouTube premiumは月額1180円掛かるところが3ヶ月無料になります。
YouTubeの広告は非常に煩わしく、それが表示されないだけでも入る価値のあるサービスです。(ケトナーも随分前から使っているサービスです)
またバックグラウンド再生も可能になったりと、ラジオ代わりとして機能もしてくれるのでYouTubeで動画を流したままにしながら、別のアプリを使うこともできます。
これらのサービスが3ヶ月無料だという特典ですね。
さてさて、ここからケトナーの感想になってしまいますが、正直使わない…
そしてYouTube premiumは既に入っています。
Android端末限定のようですし、初利用の方に限定されています。
YouTube premiumに関して、iphoneユーザーには関係ありません。
YouTube premiumのメリットは享受できず、楽天独自のサービスは使わないという人にとって魅力の無い特典でしょう。
楽天ミュージックや楽天マガジンなどを日頃から使い倒す人には嬉しい特典ではありますが、おそらく少数派でしょう。
以上のことから特典4もあまり特典とは言えない状態です。
楽天モバイルを解約するべき人
上記で解説してきた特典を踏まえて、まず解約するべき人はどういった人なのか、について説明していきます。
楽天モバイルを解約するべき人は下記の条件を一つでも満たしている方となります。
1 楽天モバイルで0円運用してきた人
2 楽天経済圏の住人ではない人
3 楽天回線の通信エリア外の人
1 楽天モバイルで0円運用してきた人
まず最初に楽天モバイルを解約するべき人は「0円運用してきた人」です。
つまり、毎月1GB以内で楽天モバイルを使っている人ですね。
当然と言えば当然です。
0円で使えていたものから急に毎月1000円以上の金額を請求されるわけですから。
楽天モバイル最安値の1078円がスマホ維持として最安であれば、継続利用も問題なかったです。
しかし、格安SIMなど他の通信会社で1000円以下のプランは色々あります。
なので単純により一層安価な通信会社へ移行した方が良さそうです。
0円運用していた方の目的は主に2つに分かれます。
1つは「できるだけ通信費を安く抑えたい人」。
2つ目に「SPUの倍率アップを狙って契約していた人」です。
もしくはその両方でしょうか。
できるだけ通信費を安く抑えたい人のとっては、毎月1078円の請求は今となっては高いと感じるはずです。
なのでこの場合は格安SIMへの移行をおすすめします。
次にSPUの倍率アップを狙って契約していた人です。
つまり楽天経済圏で生活している人ですね。
一見SPUのために楽天モバイルを継続利用した方が良いように感じます。
しかしSPUの倍率アップを狙ってそれだけのために契約していた方も、解約することをおすすめします。
特典2での説明の通り、実質SPU+2倍のために毎月1078円の支払いではコストが掛かり過ぎになります。
受ける恩恵よりも、デメリットの方が遥かに多いのです。
以上のことから「0円運用してきた人」は無料期間中に解約することをおすすめします。
楽天モバイル解約後の移行先としてオススメはどこ?
おすすめの移行先としては、やはり日本通信になるでしょう。
スマホの維持費用としては、1GB以内で290円からのプランを提供されています。
日本通信の「シンプル290」というプランのレビュー記事も書いているのでぜひご覧ください。
ライトユーザー用に「みんなのプラン」というものもあります。
こちらも非常におすすめできるので、移行先としては候補になるはずです。
ちなみに世間ではpovoが移行先としての有力候補として上がっていますが、おすすめしません。
確かに基本料金0円なのですが、今までの楽天モバイルのように放ったらかしで維持できるわけではなく、データの購入や通話がなければ半年ほどで契約が解除されてしまうためです。
0円のまま放置で携帯番号を維持できるならpovoもアリなのですが、結局データ購入しなければならないなら「費用が掛かる点」では一緒だと考えます。
半年に一回購入すれば良いことを加味すると、最低維持費としては安く上がると思いますが、「自分で管理して買う」という行為が面倒な方には向いていません。
ケトナーは、その部分を気にして半年毎に買う、というのが面倒なのでpovoは選択肢に入りませんでした。
2 楽天経済圏の住人ではない人
次に解約するべき人として「楽天経済圏の住人ではない人」となります。
楽天経済圏で生活していないなら、楽天モバイルを継続するメリットはさらに無くなるでしょう。
楽天経済圏で生活しているのなら、楽天市場での買い物を活用している人がほとんどです。
しかし、楽天市場で買い物をしないとなると、それこそ楽天モバイルに拘る必要が無いからです。
どうせなら、プラチナバンドで提供されている同価格帯のLINEMOや、格安SIMで使う方が通信品質が上だったり、より安く費用を抑えることもできます。
なので楽天経済圏で生活をされていない人は楽天モバイルに拘る必要は無く、より安かったり通信品質が上のもので契約をした方が良いはずです。
つまり楽天モバイルを解約するべき人に当てはまるのです。
3 楽天回線の通信エリア外の人
3つ目に解約するべき人は「楽天回線の通信エリア外の人」になります。
楽天モバイルによると、楽天回線エリアの人口カバー率は97%となっています。
しかし、未だに繋がりにくい地域もあり、地下鉄や建物内など遮蔽物の多い場所でも繋がりにくいことを聞きます。
それは何故か?
プラチナバンドではないからです。
プラチナバンドは大手3大キャリアに割り当てられているからです。
楽天モバイルは赤字を大量に出しても基地局の設置は、全国各地に推し進めてきたことでほとんどの地域をカバーすることができています。
ただプラチナバンドではないので、そのことでデータ通信や通話で繋がりにくさを感じてしまう人は一定数居ます。
つまり、「楽天回線エリア外の人」が楽天モバイルを継続利用するには通信環境の改善が必要です。
携帯でありながら、繋がらないのであればスマホも本来の役割を果たすことができませんので本末転倒です。
かといって繋がりやすい地域に引っ越すなど、そう簡単にできるわけではありません。
なので繋がりやすい通信会社が選ばれるというのは自然な流れではないでしょうか?
繋がらなければ0円であろうとなかろうと意味はありません。
このような理由から楽天モバイルを解約するべき人は「楽天回線エリア外の人」ということになるのです。
楽天モバイルを継続するべき人
それでは次に「楽天モバイルを継続利用するべき人」はどういった人なのかを説明していきます。
楽天モバイルを継続利用するべき人は下記の条件を1つでも満たす方です。
1 楽天Linkを頻繁に使う人(発信通話の多い人)
2 今までも楽天モバイルで1GB以上使っている人
3 楽天経済圏の住人であり、且つ家族単位で協力できる人
上記3つが楽天モバイルを継続利用するべき人だと考えますので説明していきます。
1 楽天Linkを頻繁に使う人(発信通話の多い人)
楽天モバイルを継続利用するべき人の1つめの条件は「楽天Linkを頻繁に使う人(発信通話の多い人)」です。
楽天モバイルの残ったメリットとして、通話0円が維持されていることです。
楽天Linkという独自のアプリを介して電話を掛ければ、国内通話は無料になります。
これは相手が楽天Linkを使っていなくても、通話料が無料になるのでかなり大きなメリットになるでしょう。
はっきり言ってメリットとしては特典3の15分通話かけ放題より大きいです。
費用無しで通話できるのですから。
つまり仕事やプライベートなどでも頻繁に電話を掛ける人であれば、毎月1078円の最低維持費用が掛かるというデメリットはあるものの、継続利用する方がメリットは大きいです。
ただこれも、楽天回線エリア限定での話にはなってしまいますが、不自由しない地域であれば十分なメリットと言えるでしょう。
以上の理由から、毎月の発信通話が多い人にとっては、掛かる費用を加味してもペイできるので「継続利用するべき人」となります。
2 今までも楽天モバイルで1GB以上使っている人
次に楽天モバイルを継続利用するべき人として「今までも楽天モバイルで1GB以上使っている人」だと言えます。
今まで楽天モバイルで1GB以上使う、ということは元々0円運用ではなく最低でも1078円は掛かっていた、ということになります。
そういった人にとっては、新プランであろうがなかろうが掛かる費用に変わりはありません。
今までと費用が変わらないのであれば単純にSPUの倍率が上がったりと、むしろメリットだけが上乗せされる状態です。
今までも費用が掛かっていた方にとっては、デメリットは無くメリットだけが増えるので継続利用するべき人、となります。
付け加えると1GB以上で今までと費用は変わらないですが、毎月の通信量が多くなればなるほどお得にはなります。
20GB以上は3278円で固定されているので、通信量が多い人にとってはさらにお得感が出ると思います。
例として反対に毎月2GBしか使わずに1078円の費用が掛かっていた人は格安SIMなども考慮してよいですね。
2GBならもっと安く提供している通信会社はありますので。
しかしながら今現在1GB以上利用し、1078円の支払いをされているなら特に解約する理由はなく楽天モバイルを「継続利用するべき人」となります。
3 楽天経済圏の住人であり、且つ家族単位で協力できる人
3つ目の継続利用するべき人です。
それは「楽天経済圏の住人であり、且つ家族単位で協力できる人」となります。
家族単位で協力できる人、というのが分かりにくいと思いますので説明していきます。
ここで、特典2で説明していたSPUのポイント倍率の話が出てきます。
前述しているように「上がったポイント倍率で元を取る」のが難しいことをお伝えしています。
一人でSPUが上がった+2倍で楽天モバイルを無料にできるまでポイントを獲得しようとすると税抜で¥54,000分も毎月楽天市場で買い物しなければなりません。
しかし、複数人の買い物を1つのアカウントに集約したらどうでしょうか?
家族の一人ひとりが、別々のアカウントで買い物をしている状態であれば各々に楽天モバイルの最低料金1078円が加算されます。
でも家族の中の誰かが楽天モバイルを契約して、楽天市場で購入するものを契約者のアカウントで購入するようにすれば、元を取るまで行かずとも毎月のコストが軽減されませんか?
つまり家族として1つ楽天モバイルを契約しておく、ということです。
そして家族の楽天市場での買い物を1つのアカウントに集約すると楽天モバイルとして掛かる費用は一人分ですがSPUの倍率、つまり楽天経済圏の恩恵を家族全員で受けることができます。
細かい部分までお伝えすると、特に通信量が多い人に楽天モバイルを契約して持っていてもらうと、損することなくポイント倍率が上がった状態で買い物することができます。
具体的な例を挙げます。↓
例えば2人家族の夫婦が楽天経済圏で楽天モバイルを0円運用しているとします。
夫は毎月の通信量が3GB以内なので日本通信の「シンプル290」と楽天経済圏の恩恵を受けるため楽天モバイルを0円運用しながら2つのプランをデュアルSIMで使用しています。
妻は毎月10GB以上は使用しています。
なので日本通信の「合理的20GBプラン」と楽天経済圏の恩恵を受けるため、楽天モバイルを0円運用しながらデュアルSIMで使用しています。
夫→日本通信「シンプル290」(730円)+楽天「アンリミットVI」(0円)
妻→日本通信「合理的20GB」(2178円)+楽天「アンリミットVI」(0円)
このまま放置しているとアンリミットVIIに強制移行なので2人とも楽天モバイルの最低利用料金である「1078円×2人分」増えることになってしまいます。
日本通信の「合理的20GBプラン」は税込2178円です。
10GB以上20GB未満なら楽天モバイルでも税込2178円です。
10GB以上使っている妻には、楽天モバイルをメイン回線として使ってもらい日本通信を解約してもらいます。
そして夫の方は逆に楽天モバイルを解約して日本通信を残します。
夫→日本通信「シンプル290」(730円)
妻→楽天「アンリミットVII」10GB以上20GB未満の使用(2178円)
このようにすると、今までと同じ支払い額で、楽天モバイルが継続できるのでポイント倍率アップの恩恵だけがメリットとして残ります。
そして夫の楽天市場での買い物は、全て妻の方で集約します。
厳密にいうと「合理的20GB」のプランは70分の通話無料が付帯されているという違いはありますが、楽天モバイルには楽天Linkがあります。
通話アプリを使わないといけない煩わしさはあるものの、基本的にはメリットだけが残る形になります。
具体例を見てどうでしょうか?
掛かるコストは変わらず、特典2の楽天市場でのお買い物ポイント倍率アップの特典だけ残すことができています。
なので家族の中でも通信量が多い人に楽天モバイルの契約者となってもらうと、掛かるコストへの影響も少なくできます。
前提条件としては「楽天回線のエリア内である」ということだけです。
その部分さえクリアできれば、家族として1つ楽天モバイル回線を利用する価値は大いにあります。
以上のことから「楽天経済圏の住人であり、家族単位で協力できる人は楽天モバイルを継続利用するべき人」に当てはまります。
まとめ 楽天モバイルのおかげで業界の通信費は安くなった
世間の反応からも楽天モバイルの0円終了にショックを受けた人も多いと思います。
しかし通信業界に旋風を巻き起こし、業界自体の通信費の引き下げを活性化してくれたのもまた、楽天モバイルです。
今まで1年以上という長い期間0円で使わせてもらったことや、業界自体の通信費の引き下げなど非常に感謝しています。
個人で楽天モバイルを継続利用する人は限られるかもしれませんが、家族で1つ楽天モバイルを持っているだけでメリットを受けることは可能です。
「0円終了しました→じゃあ解約します」という単純な流れではなく、どうすればお互いに損せず活用することができるか、ということを今一度考えてもらえると使い道も出てくる可能性があります。
「解約するべきか、継続利用するべきか」をこの記事を参考にしながら選択してもらえれば嬉しく思います。