初めてグランピングに行ってみたケトナーです!
キャンプ初心者が知識も無くキャンプをするのってすごく難しいですよね。
ケトナーも、キャンプに行っても自分でテントを張ることもできないし、食材と調理器具を持っていって食事を用意することも難しいかもしれません。
ですが、キャンプではなくグランピングだと、準備、用意といったことが少なく手間の掛かる部分を取り除いてくれているような感じで楽しめました!
この記事ではグランピングとはどういったものなのか?グランピングの内容はどんな感じ?ということを「キャンプに興味はあるけどハードルが高い」「もっと手軽にキャンプ感を味わいたい」という方に向けて紹介したいと思います。
グランピングだと本格的なキャンプよりも手間や準備がはるかに少なくて済みますよ!
ちなみに行った施設は天橋立から近い「グランピングヴィレッジHAJIME」という京都、宮津市の施設です。
グランピングとキャンプの違いとは?その違いは手軽さと快適性にある!
最初に結論を言ってしまうと、「圧倒的に準備と手間いらずで、快適性のあるキャンプ」という感じになっています。
グランピングとはglamorousとcampingを掛け合わせた造語のようです。
簡潔に書くと「豪華なキャンプ」という意味らしいです。
では何が豪華なのか?
「手軽」ということと「快適さ」
これに尽きると思います。
まず手軽さとは?
「ほとんど手ぶらで宿泊できる」ということです。
キャンプでありながら、テントはもちろんアウトドア用品を持参しなくても簡潔するので着替えと飲み物ぐらいでした。
テントは自分で建てなくてもいいですし、食材は現地で用意してくれています。
食事はプランの中に食材が組み込まれていて、かなりの量があったので十分だったと感じています。(素泊まりの食材無しのプランもあります)
また食材は持ち込み自由なので、プランで用意されている物とは別で持って行きたい物があれば、持っていくような感じでもOKです。
じゃあ快適さとは?何が快適?
「日常的に使っているものが普通に使える」ということです。
テント内で空調管理されていて虫は一切入ってこないし、各テントごとに個別でお風呂やトイレ、洗面所が別棟で常設されているので整容もできるようになっています。
本格的なキャンプであれば、水を用意するだけでも大変かと思いますが、グランピングではアウトドアに慣れていない方でも、日常的に使っているライフラインが普通に使えます。
なのでキャンプはハードルが高いけどグランピングなら、と試してみやすいはずです。
テント内にはフリーWi-Fiもあるので、スマホ一つあれば普通に外部と連絡が取れますよ。
つまり「圧倒的に準備と手間いらずで、快適性のあるキャンプ」が楽しめるわけです。
グランピングでの食事内容は?どこまで自分でやる必要がある?調理は自分でやることが前提!
グランピングで食材は用意されています。
「食材」です。
そこはグランピングといえどキャンプ…
ということで、調理は自分たちでやりましょう!と言ってもほとんど火にかけるだけの状態なので簡単にできると思います。
出来上がったものが出てくるより、みんなでわいわいしながら食事の用意をするのもグランピングの醍醐味でもあります。
驚いたのは、プランに組み込まれている食材以外にも米や野菜が用意されていて、BBQで好きなように使わせてもらえたことです。
野菜は控えめに玉ねぎと茄子だけもらって、お米は1.5合頂きました。
飯盒の貸し出しもあったので、お借りして飯盒炊爨もさせてもらえたので、よほどのこだわりが無ければお米は持参しなくても大丈夫だと思います。
上の写真におにぎりが一つだけありますが、これはちょっと米があった方がいいかな、と思って焼きおにぎりにでもしようと向かうの途中で寄ったスーパーで買ったものです。
飯盒炊爨ができると知っていれば、買わなかったんですが失敗しました。
みなさんは失敗しないように確認してから必要なものを買うようにしていただければ…
夕食前、夕方5時頃にスタッフの方が、食材を持ってきてくれて食材の説明とバーベキューグリルの火の付け方を教えてくれます。
またアクアパッツァ等の料理は火にかけるだけの状態で持ってきてくれているので、そこもありがたい部分でした。
通常のキャンプだと食べ終わったあとに片付けがあると思いますが、借りた飯盒や、食材が乗っていた食器、まな板や包丁などの調理器具等、使ったものを洗って用意されている木箱に入れておくだけで、翌朝スタッフの方が持って行ってくれます。
調理と言っても基本的には食材を切って鉄板に乗せる程度のことなので、大人であればどなたでもできるかと思います。
自分たちで調理して自分たちで片付け!キャンプっぽさや楽しいところだけ残してくれていることに感謝ですね。
朝食も材料は持ってきてくれるが調理は自分で!
朝ご飯は、ローストビーフのハンバーガーを作るための食材を8時半頃に持ってきてくれるので朝ご飯も自分たちで調理します。
正直、焼くだけではないので、どうしたものか、と思ったところ食材と一緒に作り方の説明書が入って他ので見ながら作れました。
玉ねぎはそのまま来るので薄く切って、パンも挟めるように半分に切ってます。
ローストビーフもグリルで少し炙って、薄く切って挟んでいます。
グランピングは何が快適なのか?テント内は空調管理されていて虫とは無縁!ライフラインが普通に使える!
グランピングで1番嬉しかったポイントとして、お風呂やトイレ、洗面所やエアコンが普通に使えて電気まで通っていることです。
一番安いプランで宿泊して、泊まったテントはスカイドームというテントで一番小さめでしたが、しっかり整っています。
プランによってテント自体の広さや、プライベートガーデンと言ってプライベートなスペースでキャンプファイヤーを楽しんだりできるようになっていてプランのグレードが上がっていくと、よりプライベート空間を重視されていくような印象を受けました。
まずはテント内に電気が通っていてエアコンが設置されていること。
最初にテントに入った時に思ったのが「涼しい」だったのを覚えています。
夏場でも快適に寝ることが可能だったのですごく助かりました。
ケトナーもキャンプで普通のテントを使ったことはありますが、暑いことと、虫が鬱陶しかったことを覚えています。
蚊にさされると痒いし、羽音も煩わしいけど、そういったことが一切なくテント内で過ごすことができるのは嬉しかったです。
その他にも家電や洗面所等が設置されていたことがあります。
テント内に水道は通っていないのですが、テントを出てすぐ近くにトイレと洗面所、シャワールームがありました。
備え付けに、使い捨ての歯ブラシもあったので使わせていただきました。
洗面具は自分のものでないとダメだという人以外は持って行かなくても、忘れてもOKですね。
あとテント内には電子レンジや、冷蔵庫、ドライヤーなども設置されています。
寒い季節であれば、飲み物をレンジですぐ温めることもできます。
特に女性にとってドライヤーはありがたいのではないでしょうか。
持参した飲み物や食材も冷蔵庫で保管できるのでありがたいですね。
イルミネーションや、木材で作られたブランコなんかもテントの中にあってすごくオシャレな雰囲気を醸し出してあったのも好印象です。
ベッドは2床用意されています。
三人や四人の場合は、布団が用意されているので一人か二人は布団で寝ることになりそうです。
テントは扉と鍵付きで用意されていることも嬉しいポイントでは無いでしょうか。
テントを組み立てなくても最初から用意されている点も手軽さのポイントですね
通常のキャンプであれば慣れていないとテントの組み立ては苦労するかと…
女性だけでも簡単にテントでの宿泊ができ、扉に鍵がついているので安心して泊まれると思います。
つまり、本格的なキャンプと違って「日常的に使っているライフラインが整っている」ということが主な違いになります。
BBQスペースは建物になっていて雨が降っていても問題なし!
ちなみにBBQスペースは建物になっていて雨が降っていてもできるようになっていました。
密室になっているので蚊や蛾などの虫にも苦労することもなく調理、食事ができましたね。
ケトナーは遅い時間になりすぎないことを考慮して早めから調理に取り掛かったのですが、暗くなっても電気が通っていて照明で明るくできたので、多少調理に時間が掛かって暗くなったとしても、ゆっくり食事を楽しむことができました。
通常のキャンプだと虫除けや雨対策は必須かと思いますが、グランピングでは必要なかったです。
BBQスペースは建物内ということと、蚊取り線香が備え付けであったので、虫や雨、日没に気を取られることなく楽しむことが可能です。
グランピング施設の共用スペースや、その他の設備!
共用スペースであってもグランピングではプライベート空間を重視している印象を受けたのですが紹介していきたいと思います。
共用スペースに関して、主だった共用部はビールサーバーとHAJIMEの湯、という露天温泉ですね。
施設中央あたりの共用テントにビールサーバーが設置されていて、21時までは飲み放題とのことでしたが、ケトナーはあまりお酒を飲まないので使っていません。
ビール好きな方には嬉しいポイントだと思います。
次にHAJIMEの湯という貸切の露天温泉があったので、せっかくなので入らせてもらいました。
共用部ではありますが個別で予約時間は貸切になっているので、身内だけで露天風呂を楽しめるようになっています。
テントから歩いていける距離の少し離れたところに個別に露天風呂が用意されていて、予約している入浴時間になったら受付で鍵を渡してもらえます。
タオルなどはテント内に用意されているので使う際は持っていくことを忘れずに…
最終21時までで、ケトナーは最終の時間に使わせてもらい、鍵はチェックアウトの際にテントの鍵と一緒に返却するように、と説明を聞いたので翌日のチェックアウト時に受付で返却しました。
貸切の使用料金は一人当たり2千円で40分
特に男湯、女湯と別れているわけではないので一人ずつ40分の貸切で入るようになっているみたいです。
備え付けのシャワールームもあったのですが、脱衣場も浴室も狭かったので、ゆっくりお湯に浸かりたい方は、気持ちよく入れたのでお勧めします。
あと貸切とはいえ、2千円追加になってしまうので安く済ませたい方は備え付けのシャワールームを使った方が良いかもしれません。
手軽で快適なキャンプ感を味わいたい人はグランピングがおすすめ!
概ね上記のような感じで手軽で快適だけど、キャンプとしての楽しみは残しておいてくれている、といった感じでしょうか。
快適すぎてキャンプじゃない!って人はあんまり向かないと思います。
テントを組み立てたり、大量の荷物を持参したり、蒸し暑い中、蚊と格闘しながら寝るのが本当のキャンプだ!という方にはあまりお勧めできません。
しかし、キャンプに行ってみたいけど、アウトドアのことはわからない、という不安な方やキャンプ初心者、また女性の方などには入って行きやすいジャンルなのかな、と思います。
「キャンプに興味はあるけどハードルが高い」「もっと手軽にキャンプ感を味わいたい」という方には手軽で快適なキャンプが実現できるグランピングヴィレッジHAJIMEをお勧めできます。
1手ぶらで行ってもほとんどの物が用意されている
2調理は自分たちでするなど、キャンプっぽさも残してくれている
3日常的に使っているライフラインが整っていて快適
4共用部としてビールサーバーや露天風呂がある
5本格的なキャンプを求めている人には向かない
夏休みシーズンは予約がどんどん埋まってたので、秋頃なら予約も取りやすいかもしれません
テントの中にはエアコンがあるので季節はあんまり関係なく楽しめそうですね!