ケトナーです!
寒い冬は空気の乾燥にお悩みではないでしょうか?
厚生労働省でもコロナ感染対策として適度な保湿(湿度40%以上を目安)とされてますが、健康に対する湿度範囲は40〜60%、インフルエンザ対策では50〜60%とされています。
現在、加湿器は必須の家電になっていると言えます。
どうせ買うのならインテリア性の高い加湿器を置いてみようかな、という方に向けておすすめのcadoのSTEM300という加湿器をご紹介したいと思います。
cado STEM300の基本情報
適用面積 | 洋室11畳 和室7畳 |
加湿量 | 1hあたり間欠50ml〜急速400ml |
タンク容量 | 約3.5L |
サイズ | 直径約210mm 高さ約354mm (円錐形) |
価格 | ¥27,800(税込) |
cadoの加湿器は数種類あるのですが、今回ご紹介するSTEM300は中型の加湿器となります。
加湿器単体で考えると、画像で見た感じよりも大きめだと思います。
個室やワンルーム程度に使える加湿器とお考えください。
STEM300のおすすめポイント3つ
STEM300のおすすめポイントは3つあります。
①とにかくオシャレ感が強い
②静音性が高い
③空気や水槽内部も清潔に保つ
使ってみた実感として上記3つが、主なメリットになるのではないかと感じています。
それでは一つずつ説明します。
①とにかくオシャレ感が強い
cadoの加湿器全てに言えることなのですが、インテリア性が高くスタイリッシュにまとまっていることが一番のポイントになると思っています。
LEDライトがインテリア性を高めている
まず、加湿器が稼働しているときに丸型に沿ってライトが点きます。
それだけで惹かれる要素にもなるのですがこのライト、実はオシャレ感を演出するだけではなくインジケーターにもなっているのです。
画像のように青く光っている時は約50%以上の湿度、緑に光っている時は約30〜50%の湿度、黄色に光っている時は約30%以下の湿度となっています。
タンク内の水が無くなった時には、赤く光ります。
照明の強さは3段階に別れていて、自分の好みに設定することができます。
自動消灯や自動点灯といった機能は無いので、寝る時などは自分で消灯しないといけません。
モード切り替えボタンがあって、ナイトモードにした場合は常時消灯しています。
タンクに入れた水が可視化されている
加湿器として珍しいと思うのは、タンク内に入れた水がしっかり見えることですね。
これもインテリア性を高める役割として一役買っていると思います。
これについて便利だと思う点は、タンク内の水量がひと目見ただけで分かるということです。
通常の加湿器であれば加湿されなくなったタイミングか、インジケーターなどでタンク内の残量を確認すると思うのですが、このSTEM300は見ただけで残量が確認できます。
またタンク内の水が可視化されることで水に不純物が混ざっていないか、水が汚れていないかなどの確認もできるので手入れや、不具合発見の目安にもなるかと思います。
ライトの光が水によって屈折するという相互作用で、より一層オシャレ感を醸し出しています。
②静音性が高い
2つ目のポイントは静音性が高く加湿器の中では非常に静かな部類に入ることです。
加湿器を使うシーンといったら、夜間がメインではないでしょうか?
寝る時にうるさい加湿器だと、音が気になって寝れなくなってしまう場合もあるかと思います。
ケトナーも時計の秒針など細かい断続的な音は気になる方ではありますが、STEM300はほとんど音が出ていません。
空気清浄機も同時に毎日稼働させているのですが、空気清浄機の方が音が大きいです。
つまり空気清浄機の音があまり気にならないようであれば、STEM300の音は気にならないですね。
cadoの加湿器は寝室や子供部屋で使うことを想定しているようで、静音性を重視した加湿器になっています。
なので、寝る時に稼働させていても音が気になる方はあまり居ないと思います。
急速にした際は、多少音量は上がりますがよほどの静寂さがないと気になるレベルではないはずです。
静音性が高いので就寝時に最適な加湿器と言えるでしょう。
③空気や水槽内部も清潔に保つ
STEM300は本体水槽部に抗菌プレートというものを搭載しています。
画像中央の円に沿って3本線が入っている下に抗菌プレートがあります。
水と接触するだけで抗菌効果を発揮するという優れものです。
コレによって水槽内部の菌を99.9%抑制してるいるようです。
水と接触しているので噴霧される霧にも浮遊菌を抑制する効果があるそうです。
次に超音波式加湿器によく見られる汚れで白い粉があります。
カビっぽく見える白いやつですね。
STEM300はタンク底面にフィルターカートリッジというフィルターが装着されていて、コレが気になる白い粉を抑制してくれます。
このフィルターには高性能イオン交換樹脂というものが入っているようで、それが白い粉の発生を抑制してくれるようです。
細菌は目で確認できるものではないのでなんとも言えないのですが、水槽内が極端に汚染されている感じは見受けられないですね。
1ヶ月ほど使用しても、目に見えるような汚れやカビはありません。
STEM300のおすすめできないポイント2つ
STEM300のおすすめできないポイントは2つあります。
①本体価格が高い上に消耗品も高い
②手入れが面倒
使ってみたデメリットとして感じたことを説明します。
①本体価格が高い上に消耗品も高い
本体価格を比較するために適用畳数が同程度の加湿器で比較表を作ります。
※Yahooショッピングでの価格比較表
メーカー | モデル | 価格 |
山善 | KS-A252 | ¥3,922 |
IRIS OHYAMA | PH -UH35 | ¥6,480 |
IRIS OHYAMA | PH -U28 | ¥6,640 |
象印 | EE-RQ50 | ¥15,780 |
Panasonic | FE-KXU05 | ¥20,360 |
cado | STEM300 | ¥27,800 |
Dyson | Hygienic Mist | ¥43,780 |
BALMUDA | Rain ERN-1100SD-WK | ¥49,500 |
どうでしょうか?
ダイソンやバルミューダと比較すると安く思えるかもしれませんが、cadoより安い加湿器は山のように出ています。
やはり安い加湿器とは言い難いですね。
安価な加湿器と違って安っぽさはないのですが、インテリア性を重視したオシャレ料金ということでしょうか…
人によってオシャレ料金としては割高感があると感じるかもしれません。
次にカートリッジの交換は、一般的な水道水で1日タンク1杯使用した場合は約3ヶ月、 弱モードで1日10時間運転した場合は約6ヶ月が交換の目安となっています。
STEM300用の交換カートリッジは¥4,980です。
コレです↓
つまり1シーズン、もしくは2シーズンごとに¥4,980の費用が掛かってくるということですね。
加湿器のメンテナンス費用としては高いと思う方が多いのではないでしょうか…
②手入れが面倒
cadoの加湿器は手入れが非常に面倒に感じます。
正直、これはcadoに限らず超音波式の加湿器全般に言えることだと思います。
cadoは、公式に週一回を目安に手入れを実施するように伝えています。
ダクト内部の掃除には柄の長いブラシを用意したり、洗浄液は中性洗剤でなければなりません。
形状が円錐で角が無いので、縁の拭き掃除で苦労させられることはありませんが…
しかし内部構造は複雑なので、一つひとつのパーツを丁寧に掃除していたら結構な時間を取られてしいます。
加湿器内部↓
その上、目安とはいえ週一回は多いと感じる人の方が多数なのではと思います。
cado STEM300の口コミとその他の情報
Yahoo!ショッピングより口コミを一部抜粋しています。
オフィスで使っています。スタイリッシュ…
オフィスで使っています。スタイリッシュでデザインがとても良いです。
水を入れるのも簡単で操作も簡単で効果もばっちりです。
今回cadoのコンパクトになったものを…
今回cadoのコンパクトになったものを見つけ、値段も手頃になっていたので即買いしました。
前より機能が追加されており、音も静かで購入してよかったです。若干蓋を取るのが私的には取りづらい感じでした。
加湿器で部屋のデザインに合うものがなか…
加湿器で部屋のデザインに合うものがなかなか見つからず、苦労しましたが、ようやく見つかりました。空気清浄機と同じプランドで揃えてます。
cado STEM300の使い勝手
給水のしやすさが抜群に良いですね。
STEM300の上部にあるフタは乗っかっているだけなのです。
簡単に外せるので、上からヤカンなどで注げば簡単に給水できます。
わざわざタンクを取り外して洗面台やキッチンに持っていかなくても良いのです。
この点は非常に嬉しいポイントでした。
ただし、「フタは乗っかっているだけ」なので万が一倒れた場合には床が悲惨な状態になると思います。
倒れるシーンとしては、やはり子供がはしゃいで倒してしまう、などでしょうか。
地震も考えられますが、結構な大きさなのでSTEM300が水もそこそこに入っている状態で倒れるとなると、どちらにせよ相当の被害が出ていると思います。
次に、床置きには向かないということがありますね。
STEM300は本体下部に操作ボタンがあります。
なので床に置くと必然的にしゃがんでボタン操作することになります。
そうなってくると極端に操作性が悪いと感じると思います。
STEM300は寝室や子供部屋、書斎などを想定しているため床置きするように設計されていないんですね。
寝室を例に挙げると、ベッドサイドテーブルに置いて使用すると想定して作られていると考えます。
床置きでも使うことは可能ですが、できれば台や棚の上なんかに置いて使用すると操作性が良くなります。
cado STEM300の加湿力を確かめてみた
加湿性能を確認するために、自宅で検証しました。
湿度60%までどの程度の時間が掛かるのか実験です。
居室は6畳で当日は乾燥注意報あり。
加湿器本体と温湿度計の距離は約1mです。
加湿前の湿度は47%
↓↓↓
湿度47%から60%まで掛かった時間は強加湿で29分。
部屋内の湿度を30分以内で13%上げることができました。
急速だともっと早く加湿できるはずです。
ちなみに加湿モードは「オート」「ナイトモード」「間欠」「弱」「強」「急速」があります。
部屋の広さや環境にもよりますが、帰宅後に急速で加湿すれば割と早めに湿度60%まで上げれると思います。
部屋内は暖房をつけていたのですが、居室温度は0.6℃ほど下がってしまいましたね。
超音波式はどうしても冷たい霧を噴霧するので、温度は下がってしまうようです。
スチーム式なら蒸気なのであまり居室温度が下がることはないと思います。
インテリア性を重視した商品
cadoは全体的に価格が高めであることに間違いありませんが、機能性が優れていることも確かです。
そして、何よりインテリア性が高い家電である、ということですね。
ご紹介した口コミでも「デザイン」「スタイリッシュ」という言葉が出ているように加湿器そのものの見た目や、他の家具、家電との調和を気にして買われている人が多いように感じます。
加湿器の本質と求められる機能は加湿力ですが、それだけでなく各家庭へのインテリア性にも配慮されています。
見せる家電として、cadoのSTEM300を一つ買ってみてはどうでしょうか?
STEM300が置いてある「オシャレ感」にきっと満足できると思いますよ。