ケトナーです！
前回ドライブレコーダーVANTRUE N4のレビュー記事を書きました！
商品はAmazonで買ったものの、ケトナーはドライブレコーダーを取り付ける知識も技術もありません。
カー用品店やディーラーに持ち込んで取付けることも考えましたが、工賃が割高になってしまいますし嫌そうな対応にもなるはずです。
取付けをどうしたものか…、と困っていたのでネット検索で調べたところ出張整備というサービスと出会いました。
ネーミングはそのままの「seibii」というサービスです。
ホームページを見てみると、どうも指定した場所まで出張して車の整備をしてもらえるとのこと。
このseibiiというサービスを使うことを決め、無事にドラレコを取付けすることができました。
ドラレコは買った(持ってる)けど取付けで困っている方に向けて、seibiiの良かったところやイマイチに感じた部分など、感想を交えてお伝えしていきます。
seibiiの概要
seibiiは出張整備のサービスになります。
カー用品の取付けや、不具合の診断、パーツ交換や車検、洗車まで車関係のことであればなんでも請け負っているサービスとなっています。
「出張」ということがseibiiの一番の特徴になっているでしょう。
通常であれば、カー用品店やディーラーなどの整備工場に車を持ち込まなければ作業ができません。
しかしseibiiであれば、自宅駐車場で作業をしてもらうことができます。
つまり「車の整備に関して、お客さんの都合の良い場所で作業ができるサービス」になっています。
seibiiへの申し込みの仕方と作業料金
基本的な申し込みの流れは「web申し込み→日程調整→作業」という形になります。
ただ、使ったことの無いサービスに事前情報も無く申し込むのも抵抗感があるかと思います。
なのでまずは、ホームページで料金表を確認してみるのがおすすめです。
作業料金は内容によって変わりますが、ここではドラレコの取付けに絞ってご紹介させていただきます。
seibiiでドラレコを取付けした場合の作業料金は？
seibiiでのドライブコーダーの価格表を作ってみました。
| 作業内容 | 料金 |
| 国産車 ドライブレコーダー取付け(前後) | ¥19,980 |
| 国産車 ドライブレコーダー取付け(前のみ) | ¥11,000 |
| 国産車 ミラー型ドライブレコーダー取付け | ¥23,000 |
| 外車 ドライブレコーダー取付け(前後) | ¥29,980 |
| 外車 ドライブレコーダー取付け(前のみ) | ¥18,000 |
| 外車 ミラー型ドライブレコーダー取付け | ¥33,000 |
| 国産車 リアカメラ車外取付け ※1 | ¥11,000 |
| 外車 リアカメラ車外取付け ※1 | ¥16,500 |
作業料金自体はそこまで安いと感じません。
自分にとって都合の良い場所で作業をしてもらえるとのことなので、出張料金が上乗せされているように感じます。
オートバックスのホームページを見てみると、2カメラのドライブレコーダーの取付け料金は¥16,500〜となっています。
おそらくseibiiで言う前後タイプの料金のことと予想しますが、おおよそ3千円程度高くなっています。
この差額分が上乗せされた出張費と言えるでしょう。
ケトナーの場合はドライブレコーダーの「前後タイプ」と「ミラー型の取付け」「既存のドライブレコーダー取り外し」の3つを依頼して税込¥46,280でした。
工賃だけで4万円以上です。
やはり安さを推して薦めることができるサービスではありません。
最終的な工賃は税込¥46,280でしたが、最初の申し込み時点では¥57,280でした。
それはリアカメラを車外設置で依頼していたので、オプションとして別料金で¥11,000が掛かっていたからです。
ところが、実際に整備士の方が出張で来られて車を確認して頂くとリアカメラの車外設置が難しいと言うことでした。
ケトナーの車はリアガラスにスモークフィルムを貼っています。
なのでカメラを車内設置にすると見えにくいことを考慮して車外設置ができるリアカメラを選んでいました。
ただ、作業が始まってからそのことがわかってしまったので、カメラを車外設置しようとしている方は車外設置できるか確認したほうが良さそうです。
そのリアカメラは車内設置もできる仕様だったので、車内で仮付けしてみて実際の道路を走りましたが、特に映像に問題がなかったのでそのまま車内設置して頂きました。
そのような経緯から工賃は¥57,280から¥46280に変更され、オプションで車外設置を依頼していた料金¥11,000はしっかり返金して頂くことができました。
車内設置でも問題はありませんでしたが、希望通りにリアカメラを車外設置して頂くことができなかったことは残念に感じたので、 依頼前にご自身で確認して頂く方が懸命です。
seibiiへの申し込み方法は？
申し込みは基本的にwebからになります。
スマホ一つあれば簡単に申し込み可能です。
もちろんパソコンからも申し込みできますので依頼自体は誰でも簡単にできます。
申し込みは、seibiiのホームページに行ってもらい、その中から「サービスを見る」というボタンがありますのでドライブレコーダーの取付けを選んでカートの中に入れます。
このとき、必要なサービスは全てカートに入れる必要があります。
例えばドライブレコーダーの付け替えだとすると「ドライブレコーダーの取り外し」という項目があります。
既存のドライブレコーダーを取り外して新しいものに付け替えるのなら、この「取り外し」の項目もオプションとして付けなければなりません。
新しいドライブレコーダーの取付けがメインではありますが、取り外しもあればオプションとして料金は掛かりますので必要項目を全てカートに入れて作業料金を確認してください。
依頼したい作業項目を全てカートに入れたら、seibiiのアカウントを作る工程に進みます。
要は連絡先としてメールアドレスや電話番号が必要だということです。
アカウント登録は、googleアカウントやLINE、FacebookやTwitterでも連動させてログインできるようです。
次に自分の車種情報、作業の住所地、希望日を入力する必要があります。
車種は車種名だけでなく年式や型式まで入力するので、わからない方は車検証を見ながらだと入力できるはずです。
作業の住所地は自宅なら自宅住所。
希望の作業場所があるならそちらの住所を入力してください。
希望日は第3希望まで受け付けているようなので、希望の日時を３パターン入力してください。
その際、予約状況も確認できますので空いている時間から選んで頂ければよいです。
その後、作業場所に屋根があるかの確認や、クーポンを持っているかの確認も出てきますので、流れに沿って入力して頂ければ、最終的に確認画面になります。
内容を確認して問題なければ、決済画面に進みます。
決済方法は「クレジットカード」「 Pay-easy」「コンビニ払い」「Line Pay」「メルペイ」「PayPay」のいずれかから選択になります。
現金での支払いは受け付けていないことにご注意ください。
決済が完了すれば、整備士間で作業の日程を希望日の中から決めてくれます。
作業日が確定すれば、作業日時が確定したメールが届きます。
以上で申し込みは完了となり、あとは作業日時まで待つだけとなります。
申し込み前にしておくこと
ドライブレコーダーの購入や出張整備の申し込みをする前に、3つほど確認して頂ければより不測の事態に備えることができます。
また、seibiiのホームページにはチャットでの相談も可能なので、確認しておきたいことがあればチャット相談もできます。
①手持ちのドライブレコーダーが自分の車に取付けできるか
②seibiiの出張車を駐車できるスペースがあるか
③作業日の天気(屋根無しの場合)
まず、チャット相談で確認して頂くこととして「取付けしようと思っているドライブレコーダーが自分の車種に取付けできるかどうか」です。
最初にここを確認しておかないと、出張整備に来てから「取付けできません」という事態になりかねませんので。
また、この部分を確認しておくことで自分の車に付けるドライブレコーダーを選ぶときの参考にもなります。
2つ目の申し込み前にしておくことは「seibiiの出張車を駐車するスペースを確保しておくこと」です。
seibiiは法令に則って作業をされるので路駐はできません。
駐車スペースの確保が必要になります。
3つ目は作業日の天気です。
屋根が無いと雨天の場合、作業することができません。
なので青空駐車場などの屋根のない場所にseibiiを呼んで作業をする場合は、当日の天気を確認しておくようにしましょう。
以上のことを申し込み前に確認できたら、申し込み方法の流れに沿って申し込みを行いましょう。
seibiiのおすすめポイント
seibiiのおすすめポイントは3つあります。
①場所を問わず取付け作業をしてくれる
②カー用品店等で販売していないドラレコを取り付けることができる
③作業の間は自分の時間を自由に使える
この3つがseibiiを使ってみて感じたおすすめのポイントですので説明していきます。
①場所を問わず取付け作業をしてくれる
最初のおすすめポイントは「場所を問わず取付け作業をしてくれる」ということです。
これは思った以上に新鮮で、楽に感じました。
通常であれば、予約時間にディーラーや整備工場に出向かなければなりません。
しかしseibiiだと、都合の良い場所に来てくれるので車を動かす必要がありません。
今回はドライブレコーダーの取付けでしたが、バッテリー上がりなどで車が動かない場合にも使えるのでJAFのような使い方も可能だと感じました。
また整備というとピットに入って作業するというイメージが湧いてきますが、普通の駐車場で整備をされています。
見えない場所で作業をされるわけでもないので、安心感があります。
作業には立ち会ってもよいですし、見なくても構いません。
隣に車があっても作業は可能なようです。
ただし立体駐車場だけは作業不可のようなのでそこは注意です。
こちらで時間を気にして指定場所まで出向かなくてよいというのは、助かりましたし視覚的に作業も確認できるので安心してお任せすることができました。
そのような理由から、「場所問わず取付けできる」というのは大きなメリットになりました。
②カー用品店等で販売していないドラレコを取付けできる
2つ目のおすすめポイントは「カー用品店等で販売していないドラレコを取り付けることができる」です。
個人的にはこのポイントが一番お勧めできるポイントになっています。
自分の使いたい、良いと思ったドライブレコーダーがカー用品店などに無ければ別の所から購入することになります。
そうするとドライブレコーダーはあるけど、取付けをどうするかという問題が出てきます。
そこでseibiiを使います。
ケトナーもドライブレコーダーの付け替えをすると決めた時に、カー用品店には販売されていない商品が欲しかったのでAmazonで購入しています。
商品はVANTRUE N4というものです。
ただ、Amazonで買っても取付けができないので非常に困りました。
カー用品店やディーラーに持ち込んで取付けすることも可能ですが、取付け工賃は割増になります。
それなら、取付け業者に頼んで取付けてもらおうということです。
自分が納得して購入したドライブレコーダーを取り付けることができるので、満足度が高いです。
持ち込みのときのように後ろめたさもありません。
以上の理由から、「カー用品店等で販売していないドラレコを取り付けることができる」ことは非常にお勧めできるポイントになっています。
③作業の間は待ち時間を自宅で使える
3つ目のおすすめポイントは「作業の間は待ち時間を自宅で使える」ということです。
厳密に言えばカー用品店であっても、店から出て食事をするなど時間を潰す方法はあります。
作業の待合室などを作ってくれているような店もあります。
ただ、待っている間、自宅で時間を潰すというのは作業場所がよっぽど家から近い人でないと難しいでしょう。
seibiiだと誰でもそれが可能になります。
自宅駐車場まで出張してもらい、そこで作業してもらえれば待ち時間の間も家で過ごすことが可能です。
家で過ごすことができれば、待ち時間の使い方の幅が広がるのではないでしょうか。
自宅だとゲームも楽しむことができるし、デスクトップのパソコンで作業をすることもできます。
無理に外出用の服に着替えなくても、部屋着でリラックスしながら過ごすことも可能です。
実際にケトナーは自宅駐車場での作業を依頼し、その後は家に戻って部屋着のままブログを書いて過ごしています。
「自宅で待ち時間を過ごせる」ため、待ち時間をより一層自由に使えるということが3つ目のおすすめポイントになります。
seibiiのイマイチに感じた部分
ここからはseibiiを使ってみてイマイチに感じた部分をご紹介していきます。
①雨天だとガレージや車庫が無いと作業できない
②seibiiの出張車の駐車スペースを用意しないといけない
③既に取付けているドラレコを外す場合は料金が掛かる
上記3つはイマイチに感じたポイントですので説明していきます。
①雨天だとガレージや車庫が無いと作業できない
最初のイマイチに感じたポイントは「雨天だとガレージや車庫が無いと作業できない」ということです。
整備をするのに天候を気にしなければいけないのは正直面倒に思いました。
ガレージや屋根付きの車庫があるような家だと気にする必要もないのですが、あいにくケトナーはそんな金持ちではありません。
駐車場はずっと屋根なしです。
なので、作業日当日の天候を気にして予約を取らないといけません。
その点は非常に面倒に感じました。
ケトナーが体験した例を挙げると、作業開始時に雨は降っていなかったのですが途中から雨が降り始めた、という状況になりました。
ドライブレコーダーは前後タイプのVANTRUE N4に加えてミラー型のドライブレコーダーの2つの取付けを依頼していたのですが、雨が降ってきたせいでミラー型の方は後日、再作業することになりました。
追加の出張費等は無かったのですが、当日で終わることができなかったので天気には気をつけた方がよさそうです。
ディーラーやカー用品店だと雨であっても作業は可能なのでその点に関して優れていると言えそうですね。
待ち時間をいくら家で過ごせるとは言っても、当日以外のスケジュールが空いているとも限りませんし、予定も狂ってきます。
なので、作業の希望日は天気予報等で当日の天候を把握した上で希望日を出す方が良いです。
②seibiiの出張車の駐車スペースを用意しないといけない
2つ目のイマイチに感じたポイントは「seibiiの出張車の駐車スペースを用意しないといけない」点です。
自宅の駐車場で作業してもらえるとはいえ、他の車を停めるスペースなんてありません。
ケトナーは自宅がマンションだったので、管理人に頼んでお客様用の駐車スペースに3時間200円ほどで駐車させてもらうことにしました。
もちろん費用負担はこちらです。
作業料金以外にseibiiの駐車料金が掛かることは、イマイチな部分だと感じます。
一軒家の方だとそのような駐車スペースもない方が多いと思いますが、コインパーキングに停めて頂くことになるそうです。
コインパーキングの場合、3時間までは依頼者の費用負担となります。
ケトナーは作業途中で雨が降ったせいで再作業となり、2日分の駐車料金をマンションに支払っています。
出張車の駐車料金を負担しなければならないのは当然と言えば当然なのですが、やはりイマイチな部分だと言えるでしょう。
③既に取付けているドラレコを外す場合は料金が掛かる
最後のイマイチに感じたポイントは「既に取付けているドラレコを外す場合は料金が掛かる」ということです。
「えっ！取り外しにも料金掛かんの！？新しいの付けるんやから一緒じゃね？」と感じました。
ドライブレコーダーが何も付いていない状態だと取付けの料金だけで済みますが、既にドライブレコーダーが付いている状態で付け替えとなると、取り外しの料金が掛かるのです。
ドライブレコーダーの取り外しは国産車で前方のみのタイプだと¥3,300。
前後タイプのドライブレコーダーだと¥6,600掛かります。
なので既存のドラレコからの買い替え取付けであれば、カートに入れる際オプションから取り外しを選択してくださいね。
取付け以外に取り外しの料金が掛かってくるのは、イマイチなポイントでしたね。
まとめ seibiiは店舗型には無いサービス形式
今まではディーラーでもカー用品店でも、店舗に出向いて作業をしてもらうというのが当たり前でしたがseibiiは出張して整備をしてくれるという新しいサービス形式です。
駐車スペースが必要だったり、当日の天候を気にしないといけない部分があるなど、まだまだ発展途上のサービスだと感じています。
また同時に、場所や商品を問わず作業ができるというのは、必要な方にとって素晴らしいサービスとも感じます。
料金形態などに改善があれば、もう少し利用客も増えてくるサービスですね。
ドライブレコーダーを買った(持ってる)けど取付けで困っている方にとっては、ニーズに応えてくれるサービスとなっているのでぜひ使ってみてはいかがでしょう？
「付けたい商品を好きな場所で付けれる」というのはseibiiならではの大きなメリットです。
